島情報 空を見よう 星座遍 |
★ The
Stars ★空を見ように戻る
ジープ島の周りは360°海、全天が見れて、まるでプラネタリウムのようです。 |
|
<見つけ方>
北斗七星からの探し方
ひしゃくの先端にある2つの星を結び、その延長線上を2つの星を結んだ距離の約5倍先に北極星があります。
カシオペア座からの探し方
Wの両端の辺を延長し、交差した点とWの真中の星を結んだ延長線上に、交差した点とWの真中の星の距離の約5倍先に北極星があります。
北極星は2等星です。
<見つけ方>
天の川に沿って、2つの1等星(アクルックスとベクルックス)が並んで見えます。アクルックスは全天で3番目に明るい星です。アクルックスとベクルックスから線を描き、大体直角になるように交わらせると、お互いの延長線上にガクルックスともうひとつ名のない星が見つかります。これが南十字星です。
南十字星の近くには、それよりも大きく見える「ニセ十字」がありますので、ご注意を。
南十字星は、全天88星座の中で最も小さな星座です。
正しくは、南十字座と呼ばれています。
<伝説>
ギリシアのアンルゴス地方にあるネメアの森に恐ろしい人食い獅子が住んでいました。
ある日、大神ゼウスの息子ヘルクレスが、この人食い獅子を退治する命を受けてやってきました。
ヘルクレスは激しい戦いの末、ついに人食い獅子を絞め殺しました。のちにヘルクレスが死ぬと、その武勇伝をたたえるため、この獅子は星座になりました。
<見つけ方>
北斗七星が見える空から180度反対の空を見上げ、北斗七星のある高さより上に?マークを裏返しにしたような形をしたしし座の頭が見られます。?の下の点がレグルス(小さな王様という意)です。レグルスは調度黄道の上にあります。その左側にソスマ・テネボラともうひとつの星で作られる三角形とその下に伸びる小さな星々でつくられ、テネボラ(獅子の尾という意)は獅子の尾を示しています。
<伝説>
海の神ポセイドンの息子オリオンは狩りの名人といわれ、腕がよく、いつも自慢していました。己の力に自惚れたオリオンを懲らしめるために神々は毒さそりを送り、そのサソリに刺されてオリオンは命を落としました。この功績によりサソリは星座に上げられたといいます。
このため、オリオンはサソリを嫌い、さそりが西の空に消えるのを待ってから東からオリオンが出てくると言われています。
(オリオンについてはもう1つのお話があります。下記オリオン座参照)
<見つけ方>
真南の空にある巨大なS字をしているのがさそり座。さそりの尾が天の川の中に重なっています。S字の真中より少し上にあるオレンジ色に輝く一等星がアンタレス(火星の敵という意味)で心臓をあらわしています。頭の部分は縦に3つ並んだ星でしめられており、尾はシャウラと並ぶ小さな星2つで、青く輝き、これが毒針をしめしています。
<伝説>
ペルセウスが怪物メデューサの首を切り落とした時に、その血の中から天馬ペガサスが飛び出してきました。
ある日メガラという国の王子ベレロフォーンが怪物キマイラ(頭がライオン、胴体がヤギ、しっぽが龍)を倒すため、ペガサスを捕らえ見事に乗りこなし、キマイラをやっつけました。しかし自分の力を過信するようになった彼は、ペガサスに乗り神々のいる天に駆け上ろうとしました。これに怒った大神ゼウスは1匹のアブを放ちました。アブに刺されたペガサスは大暴れし、ベレロフォーンを地上に振り落としました。ペガサスはそのまま天に駆け上り、星座になりました。
<見つけ方>
秋の大四辺形をペガサスの四辺形といい(ただしアルフェラッツはアンドロメダ座の星)、マルカブから右に出ている(エニフまで)のが馬の顔、スカートから延びる2本の枝が前足となります。
<伝説>
海の神ポセイドンの息子オリオンは腕のいい猟師で、ある日狩りの女神アルテミスと出会い恋におちました。アルテミスの兄アポロン神はそれが気に入りませんでした。ある日アポロンはオリオンが頭だけを水の上に出して海を歩いているのを見つけ、それを指差しアルテミスに「狩りの女神といえども、あの海に浮かぶ黒い物を射る事はできまい」と言いました。アルテミスはそれがオリオンとは知らずにそれを射止めてしまいました。やがてオリオンの死体が海岸に打ち上げられ、悲しんだアルテミスはオリオンを星座に上げたといわれています。
(オリオンについてはもう1つのお話があります。上記さそり座参照)
<見つけ方>
真南に斜めに並ぶ3つの二等星を見つけてみましょう。これがオリオンの腰ベルトです。それらを囲む4つの星のうち、左上の赤い星がペテルギウス、右下の青い星がリゲル。ペテルギウスから上に伸びる星々はオリオンの右手と棍棒をしめし、反対に伸びる星々は左手と左手に持つ獅子の皮をしめしています。
地球がある太陽系は、銀河系の一部です。
銀河系は直径10万光年、厚さ1.5万光年レンズ状で渦巻状の銀河です。
太陽系はその中心から2.8万光年に位置します。
地球から銀河系の中心を見ると、多くの星が重なって見えるため、白く雲のように見えます。
それが、天の川です。
冬に見られる天の川は中心とは反対側を見ていますので、夏のものより、星が少なく色が薄くなります。
※1光年=約9兆4600億キロ
<天の川にまつわる伝説>
天の神様の子おり姫(ベガ)は、はたを織り、神の着物を作るのが仕事でした。おり姫ははた織りが大好きでしたが、来る日も来る日もはた織りばかりするおり姫を見て、天の神はそれを可哀相に思いました。おり姫にお婿さんを迎えてやろうと、天の川の西の岸で天の牛を飼っているひこ星(アルタイル)をおり姫に引き会わせました。2人は一目会った時から恋に落ち、結婚をし、仲むつまじく暮らすようになったのです。
しかし、仲が良すぎるのも困りもので、2人は来る日も来る日も天の川で水遊びをしたり、空を駆け回って星を拾ったりと一日中遊んでばかり。おり姫ははた織りをしなくなり、ひこ星は天の牛の世話をしなくなりました。天の神がなんと言おうと、2人は全く仕事をしませんでした。腹をたてた天の神は、2人を天の川の東と西に引き離してしまいました。引き離され、悲しむおり姫を見た天の神は、1年に一度7月7日だけはあってもよい、と2人が会う事を許してくれました。
こうして2人は今まで通り仕事をするようになり、1年に1度7月7日に再会するようになりました。
Copyright © JEEP Island All rights reserved. |